ゴールデンウイークはあっという間だね…。
皆さんはどうお過ごしされたでしょうか?
私はというと、
世間がスーパーマリオの映画に注目している中、
めっちゃ古い映画を2本観ていました。
皆が群がっているものには、何故か毎回興味が示せない。
実際に観ると、きっと面白いのだと思う。
だけど何故か興味が持てないんだ…!なんでだろう!?(知るか)
で、
私が観た映画というのがこちらの2本。
「メメント」は2000年制作のミステリー・サスペンス・サイコスリラー。
監督は「インセプション」を手掛けたクリストファー・ノーラン監督だよ!
(監督時間操る系の映画好きすぎだろ…)
「ゲーム」は1997年制作のサスペンス。
ジャケットを見る限りホラーなのでは…?と思いがちだけど、全然ホラーじゃない。
まぁ、多少のビビらせみたいなものはあるけれど、
余程の怖がりでなければ全然大丈夫。
監督は「エイリアン3」や「セブン」を手掛けたデヴィッド・フィンチャー監督だ!
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まずは「メメント」の感想から。
この映画、ストーリーの構成がかなり複雑である。
ウィキペディアを見ると訳のわからないストーリーの
タイムライン画像なんかも載っている(私には理解できなかった)
話自体は非常にシンプルなんだ。
主人公は記憶障害を持っており、10分間しか記憶が保てない。
そんな主人公は過去に何者かの手により妻を殺害されている。
犯人を見つけ、妻の敵討ちを果たす事が主人公の目的という訳だ。
難解なのがストーリーの時系列が前後逆に展開するという点。
つまり、冒頭は結末からスタートするのだ。
だから主人公が犯人を始末しているシーンから始まる。
「なんだ、初めからネタバレなのか…」と思う所だが、
普通に考えて真犯人を初っ端からヤッてしまって映画として面白いだろうか?
という事で…
視聴している側は真犯人らしき人物を初っ端に見せられているにも関わらず、
「本当は誰が犯人なの?」と疑いながら映画を見続ける事になる。
「そもそも本当に妻は殺されたの?」とか
「主人公はどこまで確信を持って行動しているの?」とか、疑問だらけになってくる。
そうすると登場人物達がどこまで本当の話をしているのか、
だんだん分からなくなってくる。
ちなみにこの映画に出てくる登場人物、大半が嘘つきしかいない。
(↑これかなり重要ポイント)
でもたまに本当の事も話すので余計混乱する。
あと各人物達が何気なくとっている行動も全部伏線になっている。
ミスリードな演出もあるので、
考えるのが好きな人には面白い映画だと思う。
逆に、考察が苦手な人には辛い映画になるかもしれない。
もし興味を持ってくれた方は、
視聴の際は日本語吹き替えの方がわかりやすいかも。
(私は日本語吹き替え&字幕アリで観たよ!)
そして最後まで見たら、
詳しい考察をされているサイトをネットで見てみると良いよ!
その後にもう一度観るとだいぶストーリーが理解できる。
私は2回目はラストから逆再生して見直した。
あ!殺人描写がある為流血表現や暴力シーンが苦手な人は気を付けてね…!!
関係ないけど私は主役の俳優さんが柳沢慎吾さんに見えて仕方が無かった。
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続いて「ゲーム」の感想。
こちらは超お金持ち(投資家)の48歳のおじさんが、
誕生日に色々と酷い目に合う話(なんだそれ)
特に趣味もなく(通勤で車に乗るのが唯一の趣味)、
毎日仕事に追われる主人公。
離婚をしているので、帰宅すると豪邸に自分と家政婦のおばちゃん二人だけ…
という寂しい日々を送っている。
そして気が付けば傲慢でプライドが高く、利益にならない事には興味を示さない
凄く冷めた人間になっていた。
そんな主人公、誕生日に弟からプレゼントをもらうのだ。
「CRS」という会社のゲームの招待状だ。
本人は全然乗り気じゃないのだけれど、
「弟が折角くれたものだから…参加してあげてもいいよ(ツンデレ)」
みたいなノリでゲームに参加する事に。
そうして壮大なゲーム(物理)に巻き込まれる事になる。
ゲームの内容は俗にいうドッキリなのだけど、
これがドッキリの域を超えているので、
私は主人公が薬でもやっているのではないかと疑ってしまった(笑)
それにしても、車ごと海に沈められたり、
全財産没収されたり、
全然知らない国の墓地に埋められたり、
いくらドッキリでも可哀そう過ぎると思う(どういう状況だよ)
一歩間違えたら死んでるよ…!
ネタバレになるのでオチには触れないけれども、
弟は主人公に変わって欲しかったんだね。
子供の頃はどうやら主人公はそれほど冷めた人間ではなかった様子なので
元のお兄ちゃんに戻って欲しかったみたい。
ゲームと言う名の試練を与えて、
お兄ちゃんの目を覚まさせたかった…という、一応愛のある物語です(笑)
個人的にラストの登場人物達のテンションが
「お前らそれでいいのかよ」とつっこみたくなったので
気になる人は是非その目で観て欲しい。