絵描きの日常

絵描きの日常生活を晒すブログ。

久々に絵の話

6月18日の記事で仕事が忙し過ぎて無気力になっている…

という話をしたけれども、

あれから一か月…未だ仕事の忙しさは続いている。

 

が、数日前急にテンションが爆上がりした。

良い事があった訳では無く、むしろ最悪な事が起きたせい。仕事で。

 

大量に抱えていた仕事を、複数の作家さんに配分してお願いしていたのだけど、

その殆どを自分が修正する事になってしまったのだ。

とは言え、絵なんて人の解釈それぞれで正解なんて無い。

だから誰も悪くない。

悪いのは…納期が短い事。

 

そう!納期が!!短い!!!

ウオオオオアアアア\( 'ω')/アアアアアッッッッ!!!!

 

という風な感じでテンションがおかしくなってしまい、

何か色々ぶった切ってやりたくなったので(穏やかじゃないですね)

久しぶりにブラッドボーンを起動させてここ数日は獣狩りまくってました。

_人人人人人人_
みんなもおいでよ!臓物の森!!
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y

 

なんかね、ブラボは初見だと怖いゲームなんだけど、

慣れると武器をぶんぶん振り回すのが爽快なゲームなんだよ。

怖いのが大丈夫な人で大暴れしたい人は是非プレイしてみて欲しい。

本当にスカッとするんだよ…!!

(ダクソ好きな人には何度か出会ったが、未だブラボ好きには縁が無くてとても寂しい…)

 

それで、

最近趣味で絵を描く事を面倒だと思っていた所に少しだけ火が付いた私は

気が付いたらブラボのラクガキをしていました。

ここ数年、特に今年は趣味絵とは全く向き合ってこなかったけど、

少しやる気が出たのはブラボのおかげだな( ´ー`)

苦手な癖に久しぶりに厚塗りをやってみた…。

相変わらず下手くそだな…。どうすりゃ上手く質感出せるんだ。。

あ、完成するかは気分次第です。

 

 

ところで、この記事を読んで下さっている方の中にもし絵描きさんで、

いつか絵のお仕事をしたい方がいらっしゃったら、

一度気にしてみて欲しい事がある。

それは、自分の得意分野を理解しているかという事。

 

私の場合、厚塗りや水彩タッチが非常に苦手である。

理由は明白で、

自分は色と色の境目がぼんやりしている表現が苦手だから。

くっきり色が分かれていないと、

「これであってるのか?」ってなっちゃう。

だから一番得意なのはアニメ塗りなんだ。

 

でも、別にアニメ塗りが好きという訳では無い。

むしろ厚塗りとか水彩タッチの方が憧れている。

でも好きな事と得意な事は全く別物なんだ。

これを勘違いしたまま絵の修行をすると道を大きく間違える事になる。

 

ちなみに自分がアニメ塗りが得意な事は、今の会社に入社した後気づいた。

人に言われて知った事もある。

どうやら配色と全体の構図をまとめるのが得意らしい。(自覚は無い)

言われるまで全く気付いていなかったので、言われた当時は驚いた。

Twitterで見て下さった方はご存じかもしれないが、

こちらの参考書の構図のページに私が載っているのはそういった理由からだ。

(内容のイメージ画像で何故か自分の絵出てきます…)

【映え作画】

https://www.amazon.co.jp/dp/4434296760

 

色や構図の事は言われて初めて知ったので、勿論知識など無い。

だから上の本を作るにあたり、

「構図の見せ方とかどう説明すりゃええねん!?」となって、

ネット上で色々調べまくった事を本に書いたのはここだけの話。

(自分の担当ページは文章も自分が書いています)

 

 

苦手な分野も会社に入社後に知った。

前述したタッチと、動きのある人物素体を描く事が苦手。

人物の綺麗なラフを描くのが非常に遅い。

デザインの案出しをするのも遅い。(流行りに疎いせい&引き出しが少ない)

風景と機械が全く描けない。(パースとか言われてもよく分からない)

 

でだ、

普通なら苦手な分野が分かったのなら努力して改善したいところだが、

出来れば苦手分野ではなく、得意分野を更に伸ばして欲しい。

得意分野が確立すると、絵で仕事をしたい人の場合は声が掛かりやすくなる。

 

なんでかって?

仕事依頼する側の人間は絵描きさんの事を何も知らないから、

何が得意なのかハッキリ示してくれると仕事を頼みやすくなるのです。

面接と同じ。

これは誰にも負けないぜ!っていうのを一つ作って欲しいんだ。

 

ラフは得意だけど仕上げるのは苦手…とか、

人物は描けないけど、機械描くの得意です!とかも全然OK。

どれか一つだけでいいから確立させるんだ。

全部なんでも完璧に描ける人間なんて殆どいないから。

 

で、私は気が向いたら苦手な厚塗りに性懲りもなく手を出しては、

「やっぱ苦手だわ…」と再認識している(苦笑)