絵描きの日常

絵描きの日常生活を晒すブログ。

フランス旅行の日記②

nekone01.hatenablog.com

今回から上の記事の続きを書いていくよ。

 

まず羽田から14時間程かけてパリへ向かった訳だけど…

飛行機が揺れるだけで恐怖を感じる私。

行きは幸いな事に大きく揺れる事が殆ど無かったので、

何事も無くパリへ到着できました。

 

心配していたエコノミー症候群にもならなかった。

でも機内食が想像以上に大量に出てきた為、

パリに到着後、地獄を見る事になる…。

 

***

 

パリの空港からその日泊まるホテルまでバスで移動をしたのだけど、

このバスが 超汚かった。

窓ガラスドロドロ、座席にはいっぱいの埃。

そして座席の前後の間隔が異常に狭かった。

シートベルトも異様に短くてめちゃくちゃきつかった。

運転手さんは黒人の方だったのだけど、

バスの運転に慣れていなかった!(恐怖)

(数日前に免許取ったばかりとか言ってた気がする…)

 

暫くバスで移動していると、急に猛烈な吐き気と冷や汗が…。

原因は機内で食べた食事(でお腹パンパン)、

そして短いシートベルトでの腹への圧迫、

トドメに車酔い。

いつ嘔吐してもおかしくないくらいダウンしていた。

(私はお腹が張ると、貧血を起こしてよく倒れる)

 

何とか嘔吐する事も無く無事にホテルに到着するも、

何故だか左目が急に真っ赤に腫れだした私(絶望)

↑この時はまだフランスの空気によるアレルギーだと気づいていない。

そしてツアーの添乗員さんとホテルの受付が何やら揉め出して

なかなか部屋に入れないツアー客の私達。

どうも受付の人は団体の客が来る事を知らなかったっぽい(なんでやねん)

ちなみに受付の人は黒人女性でした(フランス人どこ…?)

 

ホテル名「カンパニール・パリ・エスト・バニョレ」



ホテルの反対側はこうなっている。

ラクガキが多すぎてなんか色々不安になった。

 

 

***

翌日、

目の腫れはだいぶマシになった。

体調もほぼ回復。

 

しかし、またあのバスに乗るのか…?と不安に思っていたら

昨日とは違う観光用の大きなバスが用意されていて心の底から安堵した。

このバスはとても綺麗でした。

運転手さんはイタリア人男性でした(だからフランス人どこだよ…!!)

 

 

初日に向かったのはパリからすぐ近くのシャルトル(それでもバスで1時間強かかる)

一つ目の観光はシャルトル大聖堂

ほああ…

 

 

これは…ふつくしい( °ω° )

 

 

ふおお…

 

 

造形がすげぇ。
今回のツアー、実はモン・サン=ミシェルが目玉だったのですが

私的に旅行中一番感激したのはこのシャルトル大聖堂でした。

ここで語ると長くなるので理由は後述します。

 

入口の写真。



中に入って入口の方を見るとこうなっています。

いや、暗すぎてわかんねーよ…。

でもこの暗くて静かな雰囲気がたまらん。

 

ステンドグラス部分をアップにしたものがこちら。

美しい…。

 

そして正面はこんな感じだ。

 

空中になんかでっかい十字架が…!

 

正面のステンドグラスに見とれていたら時間が経ってしまい…

他の部屋は見学している時間が無かったので、

慌てて写真だけ撮ってきました。

 

 

 

シャルトル大聖堂が一番お気に入りだという話の続き。

理由は建物の材質と造形が好みである事と、

聖堂全体や建物周辺の雰囲気が静かで落ち着いているから。

 

別日にはルーブル美術館やベルサイユ宮殿なんかも観光したのだけど、

想像以上に金ピカでギラギラしていた。

そして人が多くてうるさい(観光地だから仕方が無いのだけれど)

ベルサイユ宮殿も美しい造形なのだけど、シャルトル大聖堂とは違う美しさだった。

私はあまりキラキラしている建物には興味が無いので…

この落ち着いているシャルトルが一番お気に入りだったよ。

 

 

二つ目の観光はロワール地方のシャンボール城

シャルトル大聖堂もそうだったけど、

観光名所は大体工事中だった(笑)

工事の骨組みが…ちょっと見た目が残念だね。

 

 

私はシャンボール城の事は全く知らなかったのだけど、

このお城の設計にはあのレオナルド・ダ・ヴィンチが関わっているらしいね。

特に…

この二重螺旋階段ダ・ヴィンチが関わった事で有名らしい。

 

何だこの既視感…。

 

(あっ…)

 

(似てる、よね…?)

 

 

螺旋階段の天井部分に面白い彫刻があったのでアップ。

Fの文字とトカゲのような何かが彫られている。

調べたところ、

フランソワ1世が火トカゲ(サラマンダー)を自身の紋章に選んだ為だとか。

 

 

お城の上の方から外を撮影。

窓の周りに●と◆の模様が入っている。何か可愛い。

 

こちらは庭園。でかい。

そういえば…

 

遠くからスマホのカメラ越しに見ただけなので何かわからなかったのだけど、

この細長い棒みたいなの何なんだろう…。

知っている人いたら教えて欲しいです(ネットで探してもよくわからなかった)

 

 

上の写真を撮影している時、近くに排水管らしきものがあった。

なんかデザイン可愛いかったので思わず撮影。

このお城、何か彫刻とかが全体的にちょっと可愛らしいんですよね。

外壁のところにハーピー(鳥の体で人間の女性の顔)みたいなやつもあったけど

何か間抜けだったのでこちらは写真には撮っていません(笑)

 

 

城がデカすぎ&同じような造りでちょっと迷子になりかけたので、

一部の目についた場所だけ写真に収めました。

(なんかこれもどっかで見たような…)アノールロンド…

 

 

 

 

 

 

シャンボール城の後にアンボワーズ城近くにも寄ったのだけど、

こちらは遠くから眺めて終了でした(笑)

 

シャンボール城がデカかったせいか、

遠くからだとちょっと立派な洋館にしか見えなく…(笑)

 

 

この後バスでトゥール地方へ向かい、レストランで夕食を済ませた一行。

後はバスに乗ってホテルに向かうだけ…

の筈だったが、ここで思わぬ事態が発生する。

 

まさかの、バス故障\(^o^)/

 

バスのドアが閉まりきらずに車内にブザーが鳴り響く…。

何度ドアを開け閉めしても鳴りやまないブザー。

運転手さんがバス前方と後方のドアを交互に(結構乱暴に)

開け閉め繰り返す…。

「そろそろドア壊れるんじゃないか」と内心気が気でなかったけど、

約1時間程してようやくブザーが鳴りやみ、無事ホテルへ行く事ができました。

ちなみに原因は不明でした(怖い)

 

バスの中で待機している時暇だったので、

丁度目の前にあったトゥール市庁舎の写真撮っていました。(ちなみにこれ夜の8時です。明るすぎ!)

 

そんなこんなで一日目の観光無事終了。

次回は二日目の観光日記を投稿します!次回はモン・サン=ミシェルだよ。